神待ちをしていた童子に出会った。
【どこから来たんや?】
【大宮】
【大宮って埼玉のけ?】
【うん】
【そりゃあ遠いところからわざわざと・・・】
童子は電車で大宮からやってきたそうだ。
電車代でお小遣いは尽きた。
故に家に帰ることは出来ない。
仕方がない。
今日一日は俺が面倒を見てやるか。
童子お持ち帰り。
さて、連れて帰ってきたは良いがどう面倒を見れば良いのやら・・・
とりあえず飯まではまだ時間がある。
部屋は適当に使っていいと告げ俺は仕事に取り掛かる。
童子はテレビを見ていたが飽きたのか俺の横にちょこんと座る。
【なにしてんの?】
【仕事やで】
【なんで家で仕事してんの?】
【おっちゃんは在宅ワークって言う雇用形態やねん】
【在宅ワーク?】
【会社に出勤せずに家で仕事をしてお給料をもらうねん】
【ふーん。楽しい?】
【楽しくはないけどやりがいはあるで】
【そんなもん?】
【まあ人それぞれやな】
なんて人懐っこい童子だ。
可愛いやつめ。
神待ちしていなければこのまま俺と一緒に住まわせるのに・・・
家出じゃなくて養子だったら・・・
そんな平和な一日を童子と一緒に過ごした。
夜は近くのファミレスへ出掛けた。
何も食べていなかったのかハンバーグにがっつく童子。
そんなに急がなくても誰も取らないのだからゆっくり食えばいいものを。
この夜俺は童子を抱いた。
神待ちしていた童子との話だ。
ちなみに童子は19歳である。
幼女ではないのであしからず。
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