『インフォメーションバザールin Tokyo 2013』『南の逸品商談会in Tokyo 2013』開催初日レポート

9月5日(木)と6日(金)の2日間、北洋銀行・帯広信用金庫が主催する『インフォメーションバザールin Tokyo 2013』と、鹿児島アグリ&フード金融協議会が主催する『南の逸品商談会in Tokyo 2013』が、東京・池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 4F 展示ホールAにて同時開催される。
北海道から173社、鹿児島から約90社が出展し、多くのバイヤーが訪れる展示商談会の模様について、早速レポートしてみよう。 

開会式には北海道副知事、鹿児島県副知事、主催者となる各金融機関が参列

 開催日初日の9月5日(木)、9時30分から執り行われた開会式では、北海道の山谷吉宏副知事、鹿児島県の佐々木浩副知事、主催者となる各金融機関が参列。開会式にて主催者である株式会社北洋銀行 取締役頭取 石井純二氏は、今回30周年を迎える『インフォメーションバザールin Tokyo 2013』の見どころについて、地域コーナーの拡大、商談会の充実、一般消費者向け物産展の開催の3点をあげ、盛会への期待が高まる中、同時開催第6回目となる本展示会が幕をあけた。
 会場に入ると、北海道と鹿児島の商品展示エリアが左右に分かれて展開。あいにくの天候にもかかわらず、多くの来場者がつめかけていた。
 『インフォメーションバザールin Tokyo 2013』では、「恵みの大地 とかち」コーナー、「食の集積都市 江別」コーナー、「オホーツク・北見地域」コーナー、「釧路・根室地域」コーナー、「北海道ブランドづくり」コーナー、札幌商工会議所「北のブランド」コーナー、VINFROMAGE HOKKAIDO(ワイン&チーズ)など、地域色のあるブースを展開。今年は、「小樽・後志」コーナー、「青函」コーナーが加わることで、より幅広く商品が集結した。
 一方の『南の逸品商談会in Tokyo 2013』では、昨年度2コーナーのみだった地域コーナーが大幅に増加し、鹿児島市コーナー、日置コーナー、薩摩川内コーナー、阿久根コーナー、南さつまコーナー、大隅コーナー、曽於コーナー、垂水コーナー、十島村コーナー、種子島・屋久島コーナー、奄美コーナー、鹿児島県コーナー、宮崎県コーナー、熊本県コーナー、の14の地域コーナーが立ち並び、それぞれの観光案内ブースとともに、地域の食と観光の魅力を発信した。

注目すべきピックアップ商品の展示も充実

 会場内では、注目のピックアップ商品の展示も行っている。北洋銀行が、食品メーカーの商品力と営業力の強化を支援する事業、「食のプロダクトデザイン」でブラッシュアップされた商品や、鹿児島での「かごしまの新特産品コンクール」「鹿児島県新加工食品コンクール」受賞商品という冠付き商品だ。
 鹿児島県新加工食品コンクールを展開している、鹿児島県農産物加工推進懇話会の福元氏は、「鹿児島県らしさや、さつまいも・県産米・かごしま茶・焼酎などの部門ごとにエントリーされた商品の中から、毎年入賞商品を選定しています。しかし選定商品であっても、やはり成約に至るまでには、時間がかかるもの。信頼を深めて成約に結びつけられるよう、地道に取り組みたい。」と本展示会をきっかけに関東での販路拡大を着々と行っていきたい旨を語ってくれた。

青函コーナーからの初出展 関東での販路開拓への意気込み

 今回は2015年度末予定の北海道新幹線開業に向けた地域連携の取り組みの1つとして、青函コーナーを新設。同コーナーで出展の萩原乳業株式会社の永澤宏明氏に、今回の出展についてお話いただいた。
「今回初めての出展となりますが、実は当初、出展をお断りしようかと思っておりました。というのも、弊社は青森県産の牛乳・乳製品やデザートを製造販売しているのですが、どうしても一般的には北海道の乳製品の認知度が高く、埋もれてしまうのではないかと思ったからです。でも、見方を変えれば、乳製品の開拓を求めてきたバイヤーさんに、青森県産の牛乳の美味しさをPRし、認知度を高めるチャンスでもあると気づき、出展に至りました。」(永澤氏)
同社は、基本的な原料は青森県産のものを使用することにこだわって商品開発を行っている。今回は、青森県産牛乳の美味しさを積極的にPRし、関東への販路開拓を推し進めていきたいとのことだ。

焼酎粕の栄養成分に着目して生み出した、新たな食品を発信したい

 日置コーナーに出展した西酒造株式会社は、焼酎の製造販売を行っている。同社では、焼酎製造過程で1日約60tの焼酎粕が発生するが、栄養成分が豊富に含まれているため廃棄するのがもったいない上、処理に高額な費用がかかることから、もろみ成分を商品利用できないかと2006年から研究を重ねていた。そして、各種事業の補助金の支援を受けて完成したのが、「もろみファイバー」を利用した『ちび棒』や「もろみエキス」を利用した『芋の精』だそう。どちらも、鹿児島県新加工食品コンクールでも受賞している冠付き賞品だ。
 同社の沖園氏は、今後の意気込みについて、「これらの商品のPRが、焼酎粕の廃棄を少なくしよう、酒粕同様にもっと焼酎粕を食べよう・飲もう、という啓蒙につながればよいと思っている。鹿児島県の他の事業者へもひろげ、一体となって発信していきたい。」(沖園氏)と語ってくれた。

9月7日(土)には、北海道と南九州の食の大物産展を開催

 北海道と南九州の“食の大商談会”は、明日6日まで引き続き開催し、7日には一般消費者向けの“食の大物産展”も開催される。この機会にぜひご家族連れで足を運んでみては。

●展示会の詳細
北洋銀行・帯広信用金庫『インフォメーションバザール in Tokyo 2013』
鹿児島アグリ&フード金融協議会『南の逸品 商談会 in Tokyo 2013』
開催日時:9月5日(木)10:00〜17:00
     9月6日(金)10:00〜16:00
※本展示会は、スーパーマーケット、百貨店、卸・商社、ホテル・外食、食品メーカー等の食品流通関係者向けの招待制の展示会です。

北海道・南九州 食の大物産展
開催日時:9月7日(土)10:00〜17:00
※こちらは、どなたでも自由にご入場いただけます。

※会場はいずれも、池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールA
※詳細はこちら
http://www.retailers.jp/kita-minami/

●お問い合わせ
インフォメーションバザール・南の逸品商談会事務局
TEL:03-5209-1058 FAX:03-3255-4829
E-MAIL:show@super.or.jp

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