北洋銀行・帯広信用金庫『インフォメーションバザール in Tokyo 2010』 鹿児島アグリ&フード金融協議会『南の逸品 商談会 in Tokyo 2010』


9月2日と3日の2日間、北洋銀行・帯広信用金庫が主催する『インフォメーションバザール in Tokyo 2010』と、鹿児島アグリ&フード金融協議会が主催する『南の逸品 商談会 in Tokyo 2010』が、東京・池袋サンシャイン ワールドインポートマートビル4F展示ホールAにて同時開催される。そこで、今回の展示会の特長や見どころについて、事務局長や担当者に聞いてみた。

地元の農業や食品産業を支援し、地域の経済を支えていく

 今回で同時開催展として3回目となる『インフォメーションバザール』と『南の逸品 商談会』だが、その意義について、鹿児島アグリ&フード金融協議会の事務局長を務める、鹿児島銀行・樋口勉営業支援部長は次のように語る。
「地方銀行は地域の銀行ですので、地域が発展しなければなりません。北海道も鹿児島も、食品の製造業や加工業が他県に比べて圧倒的に多い。私たちは、農業や漁業といった食材を産む一次産業から、その食材を加工して製品にする食品製造業や加工業者、商流の出口となる販売まで、一気通関で取り組まなければなりません。地域の産業をバラバラでとらえるのではなく、入口から出口まで全体をフォローする動きが大事なのです。このように地元の農業や食品産業の販路開拓までを支援し、地域の経済を支えていくことが必要です」

同時開催による相乗効果を発揮

 『インフォメーションバザール』の担当者である北洋銀行・地域産業支援部の鶴原正行管理役も、「食はまさに北海道の基幹産業ですが、それだけにとどまりません。農業・食産業は他産業への波及性が高い総合産業であり、さらに成長していく分野であると考えています。この極めて重要な経済インフラをいかに支えていくか、私どもは地域金融機関として大きな使命を持ち、商談会に取り組んでいます」と説明する。
 加えて、一昨年からの『南の逸品 商談会』との同時開催について、「北海道と鹿児島は、距離的には南北に遠い関係にありますが、一次産品やその加工品が充実している点では似ており、数年前から鹿児島銀行さんと情報交換してきました。そうして関係が深まり、一緒に取り組んでみようとなったのです。これにより、出展商品の幅が広がり、来場者の評価が高まるだけでなく、出展者、そして主催者にとってはお互いのプロモーションを勉強できるという効果も出ています」

観光資源としてのPRも強化

 『インフォメーションバザール』の出展者数は約150社で、そのうち4割が新規出展となる。また北海道観光振興機構の出展をはじめ、帯広や函館など市合同による観光プロモーションを行うなど、観光資源という観点からのPRも強化する。
 このように毎回、進化を遂げてきたインフォメーションバザール。鶴原管理役は、地域産品活性化の将来像について次のように語ってくれた。
 「最終的には、情報や取引をすべてシステム化することが目標です。そのためにはまず、北海道ではどのような生産者・メーカーが、どのような特徴の食品をつくっているのか、また表示のルールや流通の仕組みなどを理解・実践しているのか、バイヤーの皆様に知っていただかなければなりません。それを可能とする場が商談会といえます。出展者がよりよい商品開発につなげていくためにも、さらにインフォメーションバザールの質をもっと高めていくためにも、皆様にはぜひ率直にアドバイスしていただきたいと考えています」

“量”のお取引から“質”に基づく商流構築へ

 『南の逸品 商談会』の担当者である鹿児島銀行・営業支援部の増原伸一調査役は、商談会開催の目的について次のように説明する。「南九州では、農林水産業とそれを原料とする飲料・食品加工業が主要産業の一つとなっています。それらは豊かな自然に育まれ、生産量の多さだけでなく、質の高さにも特徴があります。にもかかわらず、地域の生産者・メーカーの所得増にはあまり結び付いていません。なぜなら、量をベースとする取引により、価格が抑えられてしまうからです。そこで、いかに質に基づく商流を構築し、卸・小売業の皆様、ひいてはお客様にご理解いただけるか。この課題を解決する手段が商談会です。生産者・メーカーが自らの商品を見つめ直すとともに、首都圏をはじめとするマーケットを経験できるという点でも大きな意義があると考えています」

南北のコラボレーションにも期待

 これまでの商談実績を見ると、成功にはいくつかのポイントがあると増原調査役は指摘する。「まずは自社商品の特性を踏まえて、どのようにPRすべきかを考えなければなりません。南九州伝統の製法として、畑にやぐらを組んで大根を吊るし、乾燥させてからつくる漬物など、“いい意味での田舎”を訴求した商品は特に好評です。また、栓抜きが必要な麺つゆなど、簡便性よりも質を最優先する商品にも人気が集まっていますね。主催者としては、より効果を高めるため、出展ブースに必ず商品カルテを並べ、きちんと説明できるようにしてくださいとお願いしています」
 さらに今後の商談会の方向性について、増原調査役は「一つは、現在の北海道と南九州を軸に、地域的な広がりを持たせていくという発展形態が考えられます。もう一つは、出展者同士のコラボレーションとして、南北で原材料を融通し合い、地域性のある商品をつくることです。とにかく出展者にはマーケットインの視点に立って、販路開拓を目指していただきたいと考えています」

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