スーパーマーケット統計調査(12月実績調査)
2023年1月20日に「スーパーマーケット統計調査」の12月実績速報値が公表されました。
<回答企業数:270社>
スーパーマーケット販売統計調査をみる
(2022年12月実績速報パネル版・11月実績確報パネル版)
<解説>
・2022年12月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は103.4%となり、
3か月連続で前年同月を超過しました。
・帰省客の増加による正月商戦が好調、週末と重なったクリスマス商戦も
好調となり、販売動向を牽引しました。
・生鮮品、食品ともに仕入れ価格高騰による販売価格の上昇が続いており、
買い上げ点数の減少傾向がみられたものの、一品単価の上昇により販売を
底上げする状況が続いています。
・クリスマスやおせち関連商材などが好調となった日配部門が105.2%、
惣菜部門が105.0%と好調なカテゴリーとなりました。
・中核店舗における景気判断DIは、現状判断は大幅な改善、見通し判断も
前月に比べ改善しました。
・経営動向調査では、仕入れ原価DIと販売価格DIが高止まりしており、
販売価格DIと客単価DIも高水準で推移しています。
本調査は、総売上高に占める食品比率が約7割である「食品」スーパーマーケットの販売状況や
景況感に特化した統計調査になります。GMSと呼ばれる総合スーパーでは、食品の売上比率は
約3割程度であり、新型コロナウイルス感染状況により、全く異なる販売動向を示しております。
本調査の特徴をご理解のうえ、結果をご参照ください。
<本調査に関する問い合わせ先>
スーパーマーケット統計調査事務局
tokei@super.or.jp