スーパーマーケット統計調査(10月実績調査)
2022年11月22日に「スーパーマーケット統計調査」の10月実績速報値が公表されました。
<回答企業数:270社>
スーパーマーケット販売統計調査をみる
(2022年10月実績速報パネル版・9月実績確報パネル版)
<解説>
・2022年9月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は97.8%となり前年同月を下回りました。
・感染の再拡大は続いていたものの行動制限はなく、内食需要が低調となった影響を受けました。
・中旬は気温が高く推移し、飲料をはじめとする涼味商材の販売が好調に推移しました。
・食品の値上げが相次いでいるほか、生鮮品相場でも輸入品を中心に価格の高騰が続いており、
利益を圧迫しているとのコメントがみられました。
・行楽需要の回復やイベント再開により好調となった惣菜部門は100.7%と唯一前年を超過しました。
・中核店舗における景気判断DIは、現状判断、見通し判断共に前月と同水準で推移しました。
・経営動向調査では、仕入れ原価DIが引き続き高止まりしています
本調査は、総売上高に占める食品比率が約7割である「食品」スーパーマーケットの販売状況や
景況感に特化した統計調査になります。GMSと呼ばれる総合スーパーでは、食品の売上比率は
約3割程度であり、新型コロナウイルス感染状況により、全く異なる販売動向を示しております。
本調査の特徴をご理解のうえ、結果をご参照ください。
<本調査に関する問い合わせ先>
スーパーマーケット統計調査事務局
tokei@super.or.jp