スーパーマーケット統計調査(5月実績調査)
2022年6月21日に「スーパーマーケット統計調査」の5月実績速報値が公表されました。
<回答企業数:270社>
スーパーマーケット販売統計調査をみる
(2022年5月実績速報パネル版・4月実績確報パネル版)
<解説>
・2022年5月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は96.8%となり、2ヵ月連続に前年同月比を下回りました。
・前年に比べ巣ごもり生活は大幅に緩和した影響や相次ぐ値上げにより、全般的に買い上げ点数の減少がみられました。
・食品の値上げが相次いでいるほか、青果、水産や畜産相場でも、輸入品を中心に価格の高騰が続いています。
・花見など行楽需要に回復傾向がみられ、行事再開による予約販売の増加を受けた惣菜カテゴリーが101.0%と唯一前年を超過しました。
・中核店舗における景気判断DI は、現状判断、見通し判断共に前月より悪化しました。
・経営動向調査では、仕入れ原価DIが過去最高水準で推移していますが、買い上げ点数の減少により、客単価DIは大幅に低下しました。
本調査は、総売上高に占める食品比率が約7割である「食品」スーパーマーケットの販売状況や景況感に特化した統計調査になります。
GMSと呼ばれる総合スーパーでは、食品の売上比率は約3割程度であり、新型コロナウイルス感染状況により、全く異なる販売動向を示しております。
本調査の特徴をご理解のうえ、結果をご参照ください。
<本調査に関する問い合わせ先>
スーパーマーケット統計調査事務局
tokei@super.or.jp