スーパーマーケット統計調査(9月実績速報値)

2021年10月21日に「スーパーマーケット統計調査」の9月実績速報値が公表されました。
<回答企業数:270社>

スーパーマーケット販売統計調査をみる
(2021年9月実績速報パネル版・8月実績確報パネル版)

 

<解説>
・2021 年 9 月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は 101.2%となり、8 ヵ月ぶりに前年を超
過しました。2019 年との比較(参考値)では 101.9%となっています。

・感染の再拡大による巣ごもり生活や飲食店時短の影響家庭内食品消費は堅調に推移しました。

・青果、水産、畜産品が軒並み相場高となっており、単価上昇を背景に各カテゴリー共に前年を
超過しました。
・前年の残暑に対し今年は中旬まで気温が低下し、飲料など夏物商材の不振となりました。

・惣菜カテゴリーは、家庭内簡便調理需要や家飲み需要を背景に堅調推移しました。

・非食品は衛生用品を中心に反動減が続いています。

・中核店舗における景気判断 DI は、現状判断は小幅に改善をみせました。

・食品仕入れ原価 DI が、2016 年 2 月以来の二桁プラスまで上昇しています。

 

なお、各カテゴリー動向の詳細については、資料をご覧ください。

本調査は、総売上高に占める食品比率が約 7 割である「食品」スーパーマーケットの販売状況や
景況感に特化した統計調査になります。GMS と呼ばれる総合スーパーでは、食品の売上比率は約 3
割程度であり、特に消費税率引上げ前後や新型コロナウイルス感染拡大時においては、異なる販売
動向を示しております。本調査の特徴をご理解のうえ、結果をご参照ください。
本調査に関する問い合わせ先
スーパーマーケット統計調査事務局
tokei@super.or.jp

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