『インフォメーションバザール in Tokyo 2019』(北洋銀行・帯広信用金庫主催)の商談会をレポート


2019年9月5日(木)、6日(金)の2日間、北洋銀行・帯広信用金庫主催の『インフォメーションバザール in Tokyo 2019』が、東京・池袋サンシャインシティのワールドインポートマートビル4F展示ホールAで開催されている。北海道各地から集まった160社以上がこだわりの北海道産食品を出品するほか、青森・静岡・京都・神戸・鹿児島からも旬の食材や地域産品が集結し、約220の企業・団体が出展。数多くの食品流通関係者が訪れた本展示商談会の模様をレポートする。

開会式には主催者となる各金融機関や自治体が参列

開会式には主催者となる各金融機関や自治体が参列

1984年に札幌で産声を上げた北海道の商談会『インフォメーションバザール』は、2005年に会場を東京に移し、2010年には帯広信用金庫共催となり、なんと今回で36年目を迎える。
主催者である株式会社北洋銀行 取締役頭取 安田光春氏は最初に「北海道の食品産業は基幹産業であり、商品力強化・販路拡大に取り組むことで北海道の食のブランド化に貢献したい」という想いを語るとともに、本商談会の3つの特徴を説明。
1点目は、今回も道内の特色豊かな食材・商品を取り揃えた、「なまらうまい! JAコーナー」をはじめ、道内の「青函」「とかち」「江別」「オホーツク」「釧路・根室」「いぶり」「空知」「北のブランド」等の地域コーナーを設置したこと。これに青森・静岡・京都・神戸・鹿児島の地域コーナーも加わり、各地域ごとに魅力的な商品・隠れた逸品をアピールしている。2点目は、ちょうど1年前の『インフォメーションバザール in Tokyo 2018』開催時に発生した北海道胆振東部地震の復興支援PR企画として、震災1年後の元気な姿を見て欲しい、そして“北海道の食と観光を楽しみに是非来て欲しい”ということで観光PRコーナーを設置。さらに3点目として、持続可能な開発目標『SDGs』の一貫として食品ロスの削減に取り組み、出展会期終了後の食品サンプルは廃棄するのではなく、フードバンクへ寄贈することとしている。

同じく主催者の帯広信用金庫 常務理事 八木智氏も、「販路拡大の貴重なビジネス・チャンス。バイヤーとのやりとりを通じて、販路拡大や新商品開発のヒントにつなげて欲しい」と語った。
共催者である北海道の土屋俊亮副知事、札幌市経済観光局の村山英彦局長からも祝辞と今回の展示会に対する抱負を寄せて、本展示会が幕を開けた。開場から間もなく多くの来場者が詰めかけ、大きな賑わいを見せた。

「恵みの大地 とかち」コーナー 株式会社北のささ

「恵みの大地 とかち」コーナー

十勝の足寄町で熊笹の加工品を製造・販売する株式会社北のささは、北海道に自生する熊笹の成分を特殊な方法で抽出・濃縮した『熊笹エキス』を展示。笹由来の天然キシロオリゴ糖と高濃度のポリフェノールが豊富に含まれた本商品は、ネット通販でも評価の高い商品だそう。人間用の『熊笹エキス』以外に、ペット用熊笹エキス『ささの恵』、熊笹エキスを配合した『北のささ塩』等を展示。代表取締役の黒田雅行氏は、「ご要望があればOEM製造等にも繋げていきたい」と語る。

「食の集積都市 江別」コーナー 北見鈴木製菓株式会社

「食の集積都市 江別」コーナー

北見市の菓子メーカー 北見鈴木製菓株式会社は、北海道の素材にこだわったクッキー(常温・賞味期限60日〜240日)を展示。オホーツク産の小麦を使用し、味わいもメロン・ミント・イチゴ・リンゴ・ホワイトチョコと北海道食材を使った豊富なシリーズ展開。「味はもちろんデザイン等の見た目にもこだわり、食べた時に感動を与えたい」と、同社代表取締役の鈴木紀光氏は語る。3年前から東京で火がつき、来年から北海道に逆輸入の形で展開し、今後は海外にも積極的に展開したいという。

「青函」コーナー 株式会社みよい

「青函」コーナー

茅部郡のオーガニック農場で、有機栽培南瓜くりりんを栽培している明井清治氏。くりりんは甘さと栄養価が高く、なんと糖度25度以上を誇る。なおかつ化学肥料を使用していないので、発がん物質の硝酸イオン含量は検出値以下。ホクホクしていて、やわらかくて滑らかな舌触り。口の中に甘さが広がり、後味にカボチャの濃厚な旨味が感じられるのが特長だ。この有機栽培南瓜くりりんのギフト用南瓜と、うらごしペーストやマッシュ、スライス等の加工品を展示。試食で是非、くりりんの味を確かめて欲しい。

「釧路・根室地域」コーナー 有限会社丸中舛岡水産

「釧路・根室地域」コーナー

勇払郡の水産加工会社 有限会社丸中舛岡水産は、昨年の北海道胆振東部地震で被災。電気が5日間止まったことで冷蔵庫の製品が溶け出し、廃棄処分を余儀なくされた。しかし逆境をバネに、今までのししゃも塩干商品に加えて、ししゃもの甘露煮・ししゃもの昆布巻等の商品(冷凍流通・賞味期限 常温4カ月)を新商品として持参し、バイヤーから商品に対する意見を集めている。また、炙り本ししゃも(オス)、炙り若ししゃもといった珍味の他に、ししゃもふりかけやししゃも塩等の商品も展示。「ししゃも関連商品に興味のある方は是非!」とのこと。

展示会概要

<名称>
北洋銀行・帯広信用金庫「インフォメーションバザール in Tokyo 2019」

<開催日時>
2019年9月5日(木)10:00〜17:00
2019年9月6日(金)10:00〜16:00

<会場>
池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールA

<企画・運営>
一般社団法人全国スーパーマーケット協会

<公式Webサイト>
http://www.npr-event.jp/bazaar

※本展示会は、スーパーマーケット、百貨店、卸・商社、ホテル・外食、食品メーカー等の食品流通関係者向けの招待制の展示会です。

<お問い合わせ>
インフォメーションバザール運営事務局
TEL:03-6812-8689(受付/平日9:30〜17:30)
E-MAIL: show@nex.nikkei.co.jp

  • スーパーマケット検定
  • バイヤーズガイド
  • メールマガジンの購読申し込み
  • 過去のメルマガを読む