『インフォメーションバザール in Tokyo 2018』(北洋銀行・帯広信用金庫主催)の商談会をレポート


2018年9月6日(木)、7日(金)の2日間、北洋銀行・帯広信用金庫主催の『インフォメーションバザール in Tokyo 2018』が、東京・池袋サンシャインシティのワールドインポートマートビル4F展示ホールAで開催されている。今回は「北海道命名150年」にあたり、約238の企業・団体が出展。数多くの食品流通関係者が訪れた本展示商談会の模様をレポートする。

開会式には主催者となる各金融機関が参列

開会式には主催者となる各金融機関が参列

地方金融機関が首都圏で主催する北海道の商談会は、『インフォメーションバザール』が最大規模となっている。今回は北海道をはじめとする青森・岩手・静岡・京都・神戸・鹿児島からの出展者を加えた238社・団体による商談会を一度に見れるとあって、開催初日の9月6日(木)の開会式には多くの報道陣も集まり、『インフォメーションバザール in Tokyo 2018』への注目度の高さをうかがわせた。

「インフォメーションバザール in Tokyo 2018」の主催者である株式会社北洋銀行 取締役頭取 安田光春氏は最初に、同日3時8分頃に地元・北海道で発生した最大震度7による地震で大きな被害が出ている中、お見舞いの言葉を述べられた。そして本商談会の3つの特徴を説明。1点目は、「青函」「とかち」「江別」「オホーツク」「釧路・根室」「いぶり」「空知」「北海道ブランドづくり」「北のブランド」等の地域コーナーを設置したこと。コーナーごとに、魅力ある食材・商品・隠れた逸品を取り揃え、各地域の特徴や特産物をアピールする。2点目は、日本郵便株式会社との連携による「ふるさと小包」、そしてアリババ株式会社との海外販路開拓を目的として個別商談会を開催。さらに3点目として、JA北海道信連と連携した「JAコーナー」を設け、道内17JAの魅力ある食材を使用して調理実演を行い、メニュー提案を行う予定だ。

同じく主催者の帯広信用金庫 常務理事 髙橋嗣明氏も、今回の地震により気が気ではないと思うが、本展示商談会を有効に活用し実りの多い商談会にして欲しいと語った。
共催者である北海道の辻泰弘副知事、札幌市経済観光局の小西正雄局長からも挨拶があり、「北海道命名150年」となる本展示会が幕を開けた。開場から間もなく多くの来場者が詰めかけ、大きな賑わいを見せた。

「恵みの大地 とかち」コーナー 鹿追チーズ工房

「恵みの大地 とかち」コーナー

十勝の鹿追町に工房を置く鹿追チーズ工房(有限会社MCコーポレーション)は、恵まれた自然環境の中で育てられた乳牛の原料乳を使って作り上げた風味豊かなナチュラルチーズを披露。15ヶ月かけて仕上げられたアミノ酸の旨みと熟成されたチーズの濃厚さが自慢のチェダーチーズをはじめ、食べやすい90日タイプを展示。取締役社長の井上正裕氏は、「道外では千葉県内で一部販売されていますが、この機会に首都圏の百貨店・小売店に是非知ってもらいたい。業務用もあるので、飲食店やホテル関係の方にも利用して欲しい」と話す。

「いぶり」コーナー 株式会社望月製麺所

「いぶり」コーナー

今回の北海道地震の震源地となった胆振(いぶり)地方中東部は、地震の規模は最大マグニチュード7と報道されている。そんな大変な状況の中出展した望月製麺所は、蕎麦・パスタ・ラーメンなど主に地元の小麦を利用した生めんを出展。そのこだわりは麺だけでなく、スープも独自のレシピでイチから作り上げているそう。なおかつ味噌・醤油味はどこにでもあるため、カレー・トマト・ちょっと汁あり担々麺・登別閻魔らーめんなど、他にはない商品を開発している。また、蕎麦の生産も北海道が一番多いことから注力し、北早生・韃靼・牡丹と言った蕎麦の品種ごとの商品を紹介。代表取締役の望月一延氏は本商談会について、「普段は北海道内で親しまれている麺を、問屋さんを通じて百貨店やスーパーに広めていきたい」と抱負を語る。

「なまらうまい!JA」コーナー びらとり農業協同組合

「なまらうまい!JA」コーナー道内17JAが出展する「なまらうまい!JA」コーナーは、各JA自慢の野菜や穀物と一緒に加工品が展示され、個性的でとても興味深い。びらとり農業協同組合は、北海道内でトマトの一大産地なので、トマトジュース(有塩・無塩)をはじめピューレ、ケチャップ、ミートソース、トマトカレーを展示。営農生産部 農産課の瀧裕太郎氏は、「原材料に生食用の桃太郎トマトに限定して生産しているのは、他にはあまりないと思います。関東にも一部入っていますが、商社・問屋を通じて拡げていきたい」と語る。

「札幌市インバウンド向け商品ブース」 
池田食品株式会社・株式会社小六・MACH・ムラサキフードプランニング

札幌市インバウンド向け商品ブース

外国人観光客に人気の高い北海道。こうした北海道の起点となる札幌の事業者が4社が集まり、来日する外国人観光客にアピールできる商品を展示。池田食品株式会社は、安心安全で既に中国に輸出している『北海道ミルクボーロ』をはじめ豆菓子を展示。わさびカシューは少しワサビが強いかと思いきや外国人には丁度良い塩梅だという。株式会社小六は、北海道ミルクやマスカルポーネチーズを使ったクッキーやゴボウのスナック菓子を展示。株式会社MACHは精米したての北海道米5種とアイヌ協会認定のスカーフをセットで展示。アイヌ協会認定のスカーフは風呂敷にもなるので、外国人向けのお土産を包むのにも便利。そして、ムラサキフードプランニングはアニマルフリーのインスタントラーメンを展示。植物油脂を上手に使うことで北海道ラーメンのもつコクを再現している。池田食品株式会社 営業課 後藤紋広氏は、「空港・百貨店・免税店の方々と良い商談ができると嬉しい」と抱負を語る。

「生ら旨い!JAキッチン」コーナー

「生ら旨い!JAキッチン」コーナー

今回の目玉企画となる、JA北海道信連と連携した「JAコーナー」では道内17JAの魅力ある一次産品等をPR。地元 北海道のフードプロデューサー青山則靖氏が、各JAが誇るトマト・じゃがいも・かぼちゃ・とうきび・穀物・牛乳・十勝若牛との食材を使って、トマト肉じゃが・とうきびスープスパゲッティ・トマトミルクグラタン・十勝若牛の簡単湯煎ローストや甘酒味噌漬け焼き、黒豆ともち麦のピラフなどのメニューを披露。この春から食材選びから始めて作り込んだメニューは、どれも絶品。来場客の舌をうならせていた。明日は11時と14時の2回、それぞれ違ったメニューが提供されるので、北海道が生んだ素晴らしい食材と、それを知り尽くした青山則靖氏による絶品メニューをより多くの方に味わって欲しい。

展示会概要

<名称>
北洋銀行・帯広信用金庫「インフォメーションバザール in Tokyo 2018」

<開催日時>
2018年9月6日(木)10:00〜17:00
2018年9月7日(金)10:00〜16:00

<会場>
池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールA

<企画・運営>
一般社団法人全国スーパーマーケット協会

<公式Webサイト>
http://www.npr-event.jp/bazaar

※本展示会は、スーパーマーケット、百貨店、卸・商社、ホテル・外食、食品メーカー等の食品流通関係者向けの招待制の展示会です。

<お問い合わせ>
インフォメーションバザール運営事務局
TEL:03-6812-8689(受付/平日9:30〜17:30)
E-MAIL:show@nikkeipr.co.jp

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