『お弁当・お惣菜大賞2015』審査レポート

優れた商品をたたえることにより、デリカ部門のレベルアップと商品開発者の意欲向上を図ることを目的とする『お弁当・お惣菜大賞2015』。流通小売業からの自薦・他薦、一般消費者からの推薦によるエントリーは、過去最大規模の44,746件にのぼりました。 審査結果は、2月10日東京ビッグサイトで行われる『デリカテッセン・トレードショー2015』で発表され、セミナーステージにて表彰式を開催、ブース展示も予定されています。今年度さらにパワーアップした本企画について、レポートしよう。

スーパーマーケット以外にも門戸を開き、デリカ部門全体の活性化を目指す

2012年から実施されているこのアワード、今年度は名称から『スーパーマーケット』の文言が除かれ、対象をスーパーマーケット以外の業態にも拡大。事務局の籾山朋輝氏は、その狙いを次のように語ります。「今やお客様がお弁当・お惣菜を買う売り場は他業態にも広がり、スーパーマーケットの中だけで競う時代ではありません。視野を広げてデリカ部門全体を活性化させることを目的にリニューアルに踏み切りました。結果、専門店やコンビニエンスストアから相当数のエントリーがあり、応募総数は前年と比べて約2,500件増となりました」。 部門数は12部門あり、業態ごとに「スーパーマーケット」「CVS・専門店 他」に分けて審査し、最優秀賞1件と優秀賞1~3件を選出。すべての部門で該当商品が出れば最優秀賞は24件が選ばれることになります。厳正なる1次審査(書類選考)を経て、最終審査に残ったのは約230アイテム。2日間にわたる試食審査では、「見た目」「栄養バランス」「素材の活かし方」「値ごろ感」「パッケージ」「オリジナリティ」「味付け」の7項目に基づいて選考。女子栄養大学学長・香川芳子氏やイタリアンレストラン「ラ・ベットラ」のシェフ落合務氏など、各界の専門家による真剣な審査が行われました。

消費者ニーズの変化に対応するだけでなく、新規市場を牽引する役割も

12のエントリー部門は、昨年の11部門──弁当(米飯)部門、惣菜部門、サラダ部門、麺部門、丼部門、おにぎり部門、寿司部門、調理パン部門、ヘルシー部門、デザート部門、売場部門に加え、限定部門が新設されました。 「ひな祭りやお花見、クリスマスなど、期間限定の商品を審査する部門です。通常のお弁当・お惣菜と一緒での選考は難しいとの審査員の声を受けて新設したものです」(籾山氏)。 消費者ニーズの多様化に伴い毎年部門を増設・細分化し、売り場の最前線を反映した審査ができるようブラッシュアップを続けるアワード。デザート部門とヘルシー部門も、今年度2年目を迎えるまだ新しい部門です。「デザート部門は、従来は調理パン部門の中で審査していたものを独立させました。ヘルシー部門は、健康に配慮したアイテム向けの部門。栄養バランスを考え、なおかつ美味しく値ごろ感がある商品は特別に表彰し、『ヘルシー』の概念を世の中に広く普及させたいと考えて設けたものです」(籾山氏)。 ニーズの変化を追うだけでなく、先んじて新たな消費分野を生み出す影響力も持つ『お弁当・お惣菜大賞』。2015年度はどのような商品が、最優秀賞・優秀賞に輝くのでしょうか。

デリカテッセン・トレードショーにて受賞商品を発表

最優秀賞・優秀賞は、「デリカテッセン・トレードショー2015」(2月10日〜12日・東京ビックサイトにて開催) にて、受賞商品の展示と共に発表されます。また、2月10日14時30分からセミナーステージ(東6ホール)にて、大賞の表彰式とともに受賞商品開発担当者によるパネルディスカッションも行われる予定です。ぜひご参加ください。 ●お弁当・お惣菜大賞2015 http://obentou-osouzai.jp/

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