スーパーマーケット統計調査(2月実績調査)
2022年3月22日に「スーパーマーケット統計調査」の2月実績速報値が公表されました。
<回答企業数:270社>
スーパーマーケット販売統計調査をみる
(2022年2月実績速報パネル版・1月実績確報パネル版)
<解説>
・2022年2月の総売上高前年同月比(既存店ベース)は100.9%となり、2021年10月以来4ヵ月ぶりに前年同月比はプラスとなりました。
・まん延防止等重点措置がとられた地域を中心に家庭内食品消費需要が高まり、食品販売が好調となりました。
・今年は気温が平年より低く、前年と比べても大幅に低く推移したことで、鍋物など冬物商材の動きがよくなりました。
・青果相場は落ち着きがみられているものの、水産や畜産相場は相場高が続いており、一般食品でも価格上昇がみられています。
・昼食や家飲み向けが好調な惣菜カテゴリーは103.1%と好調に推移しています。
・中核店舗における景気判断DIは、現状判断は大幅な改善、見通し判断は小幅に改善しました。
・来店頻度が低下しており、客単価が高止まりする一方で、来客数DIの低迷が続いています。
なお、各カテゴリー動向の詳細については、資料をご覧ください。
本調査は、総売上高に占める食品比率が約 7 割である「食品」スーパーマーケットの販売状況や景況感に特化した統計調査になります。GMS と呼ばれる総合スーパーでは、食品の売上比率は約3割程度であり、特に消費税率引上げ前後や新型コロナウイルス感染拡大時においては、異なる販売動向を示しております。
本調査の特徴をご理解のうえ、結果をご参照ください。
<本調査に関する問い合わせ先>
スーパーマーケット統計調査事務局
tokei@super.or.jp